rishizaka【雑日記】

普段は読書日記だけど、ここでは雑に書いてく

就活を終えて

2020-07-22 21:19:09(アムブロからの転載)

 

なんとなく今の気持ちを忘れたくないから、このブログに書き残しておく。

 

日記だといつ捨ててしまうか分からないから。

 

 

先日就職活動が全て終わり、2つの企業から内定をもらうことができた。

 

たくさんの企業を受けたが、ほとんどを面接で落とされた。

 

もともと根暗な方なので、雰囲気自体も暗いし愛想も良くない。

 

何より就職活動にやる気を持てなかたったし、受ける企業への興味とか正直なかった。

 

そういう風に少しでも思っていると、面接官の方もプロなのですぐに汲み取るのだろう。あっけなくお祈りメールが来る。

 

そんな中、最初に内定をくれた企業の人事のかたはとても丁寧だったし、何より変な圧をかけてくることもなかったので物凄いリラックスして面接に望めた。

 

僕が受けていた業種がエンジニアであり、いわゆる”モダンな環境”と言われるところが多かったため、他の企業も圧迫面接みたいなのがあったわけではない。

 

しかし、そういう企業にありがちな変な意識の高さが僕は苦手だった。

 

最初に内定をもらった企業の人事のかたはそういう変な意識の高さもなかったし、とても良い雰囲気で面接をしてくれた。

 

その後、二次面接と最終面接を終え内定をもらったわけでが、その時はとてつもなく嬉しかった。

 

何せ受けても受けてもお祈りメールなので、一時期は本気でフリータになろうかと思いYoutubeで「フリーターのルーティーン フリーターでも全く不自由なし!」的な動画をみて精神を安定させたりもした。

 

なぜこんなにも面接で落とされたかというと、最初に言った通りやる気がなかったのことにほとんど起因しているのだが、そのことも含めてもろもろ甘さがあったのだと思う。

 

いざ面接で落とされまくると少しでも自分に興味を持ってくれる人にめちゃくちゃ感謝するようになる。

 

それまでは、「人から興味を持たれつのなんて面倒だし、そんなこと望んでるのって頭の弱い奴だけだろ。一人の方が楽だし。」というかなりイタい考えがあったと思う。

 

でもこれは僕が単に人と接することが少なかったからここまで意固地になれただけで、とても「一人の方が楽だし」というポジティブなものではなかった、ただそれを紛らわしてたんだなということに気づいた。

 

だからこそ内定を初めてもらった時には嬉しかったし、その人事の方のおかげで就活を乗り切れたと言っても過言ではない。

 

しかし、2社目の内定をもらい最初の企業に内定辞退の連絡をしなければならないことになった。

 

なぜ最初の企業を辞退したかというと、単純に業界の問題で2社目の方が僕が興味がある業界だったからだ。

 

内定辞退を連絡した時は本当に申し訳なく思った。

 

こんな自分を採用していただいたのに、という気持ちだ。(僕は”こんな自分を”というネガティブな思考を自然としてしまうので、ビジネスや営業は絶対無理だなと就活を通じて確信した。)

 

でも辞退を連絡した時でも、その人事の方は全く嫌な感じも見せずむしろ応援してくれたので、さらに感謝の念がこみ上げてきた。

 

昨今では「他人のことなんて考えるな!自分の人生を生きろ!!」というメッセージが盛んに発信されているが僕は全くそれに共感できない。

 

その人事の方意外にも、就活のエージェントの方などたくさんの方にお世話になった。

 

もちろんその人たちはポジショントークということもあると思うが、100%ポジショントークなわけではないだろうし、もし仮にポジショントークだったとしても感謝していることには変わりない。

 

今はこのようにたくさんの人に感謝しているが、時間が経ったらおそらく忘れてしまうかもしれない。

 

そしてもし仮に僕が他人に傲慢になってしまったら、「それは傲慢なことだよ」と未来の自分に伝えたい。

 

だらだらと書いてきたが、これは本当に自分の落書き帳に書くようなとても恥ずかしい内容なのでこの辺しておく。

 

なにはともあれ、僕に最初に内定をくれた採用担当の方へ、本当にありがとうございました。