流行の中心が若者であるということ
僕は流行のものにあまり敏感ではない。
別にタピオカ自体も好きだし、YOASOBIの曲も好きである。
つまり流行っているもの=悪ということを言いたいのではない。
ただ「面白いと思う」ということと「流行っている」ということはあまり関係がない。
なので流行を追いかけるのに意味を感じないのである。
こんなことを中年になって行ってしまうと”老害”認定されてしまうので、22才というギリギリ若者と呼べるうちにこのことを主張しておきたかったのだ。
しかもそのようなことは、何も今に始まったことではなく、中学生ぐらいのことから思っていた。
なので、別に批判するつもりはないが、テレビでEXITさんやみちょぱさんが「今時のワカモノは〇〇で〜」とか言っているのを見ていて、「いや全然違うわ!」と10代の頃に思っていた。
これは別に僕がひねくれているとか中二病であるとかとは関係ないと思う。
高校のクラスメイトが40人いたが、流行を追いかけてキラキラした生活を追求していた人なんてせいぜい3分の1ぐらいだったと思。
残りの3分の2ぐらいは流行と関係なく、ゲームが好きならゲームをするし、カラオケが好きならカラオケいに行くし、と言った具合だ。
「まぁ流行っているからタピオカ買ってみるか」ぐらいの人は大勢いたと思うが、そのぐらいのテンションの人は若者じゃなくてもたくさいるだろう。
なので、若者は流行に敏感であるということは、一部の人だけが当てはまるもので、他の人たちは淡々と日々を楽しんでいることを言いたい。
あと、”流行の中心は若者である”ということも度々言われるが、そんなこと当たり前であると社会人になり働き出してから思った。
流行になるものは、もともとは注目されていないものであるということだ。
そのようなことに時間やお金をかけられるのは、まさに両方を持て余してる学生ぐらいだからだ。
週に5日、およそ9〜18時で働いていると、そんな余裕はなくなる。
わざわざ行列を並んで流行りの店に行くぐらいなら、コンビニでスイーツを買った方が費用対効果が高い。
わざわざtiktokで動画を撮っていいねをもらって自己顕示欲を満たすなら、早く寝てその分の労力を仕事に使い、仕事で自己顕示欲を満たす方が色々と徳だ。
まぁ何が言いたいかというと、流行を追い続けて消耗するのではなく、自分にとって楽しいことを見つけた方がいいのではないかということだ。
そんなことをなんとなく思った。